2017年 音楽ベスト
もう、クリスマスも終わり、今年も終わろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。僕はダメです。一部の人には言っていた今年の自分のベストを選びました。数字はあまり意味がない気がする。あと、大体は画像からアマゾン行けるはずです。
あと、今年は、スパルタローカルズが大阪でライブをやったり、slowdive来日公演に行けたり、RIDEとslowdiveが新作出したりとか、まあ夢でも見てるんじゃねえかなって感じでしたね。
16.Yogee New Waves / Waves
世間では、大森靖子とのあの一件のイメージしかないかもしれないバンド。でも、メジャーデビュー決まったからね。
前作、「Paraiso」が結構好きだったので今回も買ってみたら、想像通りのとても心地いいアルバムでした。ペケペケしたギターの音が好き。
あと、9曲目の「HOW DO YOU FEEL?」はめっちゃフィッシュマンズを意識している気がする。「なんてったの」かよ。僕はそう思う。
15.DE DE MOUSE / dream you up
まあ、「tide of star」みたいなのを想像して聴いたら、肩透かしを食らった気分になるかもしれないですが。よく聴くといつものDE DE MOUSEっぽい、夜に聴いていたいアルバム。
それと、このアルバムのコンセプトである「インターネットの存在する80年代」の「架空のSFアニメの若いパイロット達の間で話題のヒットミュージック」ってめちゃくちゃロマンとおしゃれに満ち溢れていますね。
14.MEW / VISUALS
相変わらずいい曲作りますねえ。残念ながら来日公演は行けなかった。(お金なかった。)
1曲目から「ああ、MEWだわ」とわかる楽曲の圧倒的美しさ。独特の浮遊感。今回は結構ポップだと思うので、MEW入門にはいいんじゃないですかね。
余談ですが、MEWが好きなのは、「Galleo Galilei」のメンバーがラジオで好きだといっていたのがきっかけだった気がする。
13.Nabowa / DRAWINGS
jizueっていうインストバンドが好きなんですけど、その関係で知ったバンド。(所属事務所が一緒だった。)マジで最近聞き始めたのであまり昔のことは詳しくはないです。
メンバーが滋賀出身ということもあり、今は亡き大津タワーレコード閉店前に激プッシュされてたんですけど、試聴して2曲目で「これは買わなきゃ」ってなって、3曲目で「絶対買う」ってレジに持っていきました。メロディが癖になる。
あと、選挙事務のバイトしたときに、一緒になった職員の人がベースの人の幼馴染だったことは割と衝撃でした。
12.揺らぎ / night life ep
2016年12月27日リリースだけど許してください。現在、CDはタワレコ京都店のみでの販売となっており、カセットはFLAKE RECORDSで販売してます。
正直、日本、それも滋賀でこんな爆音シューゲイザーバンドが出現するとは思いもしなかった。マイブラとかslowdiveみたいに、音がでかくても落ち着くんですよね。アンビエント。しかもこれで二十歳そこそこだとか、先が楽しみすぎる。12月のライブ行きたかったけど行けなかったので、僕が滋賀にいる間にやって下さい。
お願いします。
11.ニトロデイ / 青年ナイフ
こういうバンドを待っていたんだよ。
まず、歌詞カードからして、「school girl bye bye」かよってなるし、2曲目だとなんかドラムが叫んでるし、ベースが直線的で、ギターはジャズマスターだし、今後に期待は持てるし、ライブは見たい。これ、高校生がやってんの。
数年先まで見てみたいバンドです。あと、ボーカルの人、インタビューを読む限りではすごい親近感が湧いてくる。
10.weezer / pacific daydream
ご存知、パワーポップの大御所、みんな大好きweezerの新譜です。去年も「ホワイトアルバム」出てたし、また新作出してくれてとてもうれしい。
前作では、昔のweezerっぽくなったなあ、とか思ってたんですが、今作は新しいweezerと昔のweezerがいい感じにブレンドされてる気がしますね。(うまく言えない。)リヴァース・クオモのポップセンスが相変わらず爆発している。
「feels like summer」が特に好きかも。PVはちょっとキモいけど。
9.jizue / grassroots
メジャーデビューおめでとうございます!!!!
今、ライブに行くと一番楽しいバンド。今回のアルバムでは、新曲がいいということはもちろんのこと、セルフカバーした2曲も好きなんですよね。特に、「rosso」のブラスverは聴きごたえありますね。
新曲の方も、「よくこんなんできんなぁ」という難解なものでありながら、めっちゃポップであり聴きやすいってのがすごいと思いました。演奏力すごい。
とにかく、個人的にライブを絶対見てほしいバンドの一つです。僕は今年だけで、4回ぐらい行きました。
8.スピッツ / CYCLE HIT 1991~2017
まあ、そりゃベストアルバムならそうだろって感じなんですけど。いや、やっぱスピッツのベストっていいなって。いい曲多いなって思うに決まってるじゃないですか。
しかも、スピッツはベストアルバムなのに3曲も新曲入れてきますからね。(1987→は昔の曲のリメイクっちゃあリメイクですが。)ヘビーメロウとかいい曲すぎでしょ。頭ん中でずっと流れてましたよ。
あと、発売して1か月か2か月ぐらいはバイト先で合法的にスピッツのCDを流せてたので、とても幸せでしたね。
7.ART-SCHOOL / Cemetery Gates B SIDES BEST
まあ、これもB面ベストだからそらそうだろって言われればおしまいなんですけど。個人的に思い入れのある曲が、多数収録されていたので。
特に、「1965」ですね。これ大好きなんで、シングル中古で買うかーとか思っていたので、これが入っていただけでも僕にとってはとてつもなく大きかったんですよ。曲の構成自体はめちゃくちゃ単純なんですけど、なんかこう胸にくるものがあるんですよね。マジで泣ける。
あと、「skirt」も入っていたのもめちゃくちゃ嬉しかったですね。ギリギリ中学の頃に、近所のブックオフで「Requiem for Innocence」「Boy`s Don`t Cry」そして、「LOVE/HATE」を買ったんですけど特に2ndに入ってるこの曲は、なんか気に入って、風呂場で歌ったりしてたんですよね。「わかっているよ それぐらい」って。どんな中学生だよって感じですけど。
ていうか、もう、それも7、8年前って考えると、感傷的な気分になりますね。
6.Polaris / 走る
Polaris2年9か月ぶりのアルバム。ライブでは「来年フルアルバム出したい」みたいなこと言っていたので楽しみですね。
ご存知、オオヤユウスケと元フィッシュマンズ柏原譲のバンド。今回のこのアルバムの何がすごいかって、1曲1曲の完成度は高いに決まってるんですけど、最後の曲がフィッシュマンズの「SEASON」のカバーなんですよね。
柏原 譲のベースで。カバーしてるんですよね。
もう、ライブ見に行くっきゃないって思って見に行きましたよ。(最高でした。)
個人的には「naked」も好き。
5.eastern youth / SONGentoJIYU
これほど歌詞に説得力があるバンドが他にいるだろうか。
前ベーシストが脱退し、これからどうなるかと思いきや、新ベーシストを迎えてニューアルバムを出すというね。しかも最高の。eastern youthはeastern youthだった。
全曲エモさ前回、パワーに満ち溢れている。特に、1曲目「ソンゲントジユウ」の歌詞すごすぎでしょ。「どう転んだって俺は俺」という言葉に、これほどの説得力と安心感がある。
4.syrup16g / delaidback
まあ、まさかsyrup16gがdelaidシリーズ今年に出すとは。五十嵐さん働きすぎちゃう。大丈夫?
念願のライブも行けたし、「透明な日」「赤いカラス」もアルバムに入っているしで、今年はいい年だった。
2月のライブはちょっと行くの厳しいかな~。(金銭的に)
まさか、シューゲイザーレジェンドバンドが新作を出すとは・・・。slowdive聴き始めたのは大学入ってからなんですけど、それでも当時は新作出すなんて思ってなかったなあ。
しかも、ちゃんと「slowdiveの音」している、と思う。ライブで昔の曲の中に新曲入っていても違和感とかまるでなかったもんなあ。
少なくとも、このアルバムはロック史のなかでもかなり重要なアルバムになるんじゃないですか、たぶん。
ライブはマジで感動した。終わった後、「すごい」しか言えなくなってたからね。
まさかシューゲイザーレジェンドバンドが新作出すなんて(2回目)
正直、この新作を聴くときはめちゃくちゃ不安だった。だって、前作から20年もたってるし、来日公演で昔の曲の完成度を改めて認識してたし、すごく自分の中でハードルが上がっていたんですよ。
杞憂でした。すみませんでした。
RIDEはslowdiveとかと比べると、「変わってしまった」サウンドなんですよね。でも、それでも、RIDEなんですよこれが(何言ってるかわからない)
まあ、「変わった」ということが、劣化ではなく「アップデート」だったてことですかね。
5曲目「weather diaries」では、「Dreams Burn Down」を聴いた時のような感動を味わえますし、「All I Want」では、こんなこともできんのかいみたいに驚かされますし。
なんか、賛否両論あるらしいですけど、僕は最高だと思います。
2月の来日公演楽しみですね。
1.wabear / warbear
Galileo Galileiが「終了」してから、実に1年と2か月、ついに我らが尾崎雄貴が帰ってきた。待ち望んだ新作である。シングルからアルバムまで全部持っている、Galileo Galileiガチ勢の僕からしたら、これほど、嬉しいことはないのです。
今回のアルバム、もしかしたら聴いた時、「あれ、微妙かも」と思うかもしれません。しかし、2回、3回と繰り返して聞いていくうちに、「これは名盤に違いない」と確信を持てるようになるから、安心していいよ。
今作では、「作りたいものを作ろう、自分がいいと思ったものを作ろう」といった感じが全体からしてくる。めっちゃいい。
また、今作のリリースツアーがあるんですけど、それでどんな風にアレンジされるんだろうとか今後もいろいろ楽しみですね。
まだ聴いてない人は、Galileo Galileiから全部聴いて。お願い。
というわけで、これらが僕の今年聴いた音楽です。こんな長々とした文章を読んでくれてどうもありがとうございました。Walkmanが容量いっぱいなので、今年は新作があまり聞けなかったのが残念。
古いレコードとか買ってるから金がなくなるんだよなぁ。
また、新しい音楽もちゃんと聴きます。Spotifyとか登録します。